生活に取り入れる東洋医学
~むくみ~
(2025/8)
(2025/8)
身体の隅々にある細胞内に余分な水分が溜まってしまうことで起こるのは、むくみです。
通常は、座ったまま仕事する、立った姿勢のまま座らないなどで起こることが多いです。
心臓病や腎臓病などの病気が原因でむくむ場合もありますが、女性の月経時のホルモンバランスでむくみが起こることも多いです。
東洋医学では、人間の身体の中には水の流れがあると考えます。その水の流れが停滞すること、それを『水腫』といいます。
また、身体の外からの原因は『外邪』といいますが、身体の内側の原因では、心・腎が弱っているとも考えられます。
どのような原因でむくみが起きているのか、考えてみましょう。
むくみは、水分代謝を改善することが大変重要になりますので、利尿作用のある食材を取り入れましょう。
小豆・はとむぎ・すいか・ソラマメなどは効果的です。
水分・塩分の取りすぎも、むくみの原因の一つとなりますので気をつけましょう。
また、すいかは身体を冷やす働きもあり、夏の暑さを和らげてくれる果物とも言えるでしょう。